
硬筆・毛筆書写技能検定1級に合格できるまでに、私は、それぞれ1年ずつ、計2年の練習と勉強をしました。
初めの方は、競書(書道団体が発行している冊子で段級が上がっていくもの=月に1回本部の提出)も、1級の勉強と一緒にしようかな?と考えたのですが、結論は、私は、どちらともする器用さもなければ、時間も足りないということがわかりました。そのため、検定試験の勉強をしている間は、
競書の勉強はあきらめました。
1級に合格するためには、理論問題、実技問題の練習・勉強する範囲が広いので、付け焼き刃の勉強では、すぐ忘れてしまったり、応用が効きませ
んでした。
最低覚えるべき草書500字程度は、第2問の草書が、自分の
記憶から出せるようになるまで、毎日全部繰り返しました。
私を含め、ほとんどの方が、草書を覚える事が大変と感じると
思います。逆にいうと、草書を覚えて書けるようになったら、
かなり他の方より、リードできるということです。
また、旧字体・書写体は、範囲が決まっていて覚えることが
できれば、高得点源です。はじめは全範囲、毎日暗記を繰り返し、
最終的に、良く間違えるものだけを、受験生が使う赤のシートを
使って、何回も思い出すようにしました。
草書の暗記も、旧字体・書写体など、その他の練習・勉強も、試験まで、
ずっと、全範囲する必要はありません。はじめが大変なだけで、あとは、
自分がよく思い出せないものだけを徹底的につぶすだけです。
人によって方法は違うと思いますが、時間は限られているので、自分が
一番優先したいもの=検定試験合格をつかむまでは、優先順位を決めて
取り組むことが必要であると考えています。
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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