
ペン字や毛筆の練習をされている人なら、わかっていただけると思うのですが、微妙にその時の精神状態や状況が字に反映されると感じたことはありませんか?
書き手は同じなので、本当に微妙な違いです。
後で自分で見返したときに、「この時は本当に
疲れていたなぁ」や、「仕事が大変過ぎて、練習に集中できなかったなぁ」など思い出すこともあると思います。
少し厳しい話ですが、「これぐらいでいいかな」と思って書いた字は、やっぱり「これぐらいの字」にしかなりません。反対に、同じ書き手なのに、「もう少しがんばってみよう」と思って書いた字は、自分が後から見てみても、よく書けていると感じると思います。(自分比)
自分だからわかる微妙な違いというよりも、実は周りの人にも、これがなんとなく伝わってしまうのが、手書きの怖いところです。特に、競書を審査される先生方や、試験の審査員の先生方は、無意識に感じ取って
いらっしゃると思います。
普段の練習をサボってしまったことをごまかそうとしても、何より自分が一番そのことを知っています。
「あー、今日も練習できなかった」と思うなら、「10分でもいいから練習する」とした方が、疲れていても、逃げないで練習したという自分の自信にもつながります。そんな毎日の少しの積み重ねが自分の字を
作っていっています。
私もさらに励んでいこうと感じた今日1日でした。(無理は禁物です)
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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