
硬筆・毛筆書写技能検定1級に合格できるまでに、私は、
それぞれ1年ずつ、計2年の練習と勉強をしました。
硬筆書写検定1級は、2回目で合格、毛筆書写検定検定1級は、
1回目で合格しました。書道団体の師範取得などの下積みありです。
初めの方は、競書(書道団体が発行している冊子で段級が上がっていくもの=月に1回本部の提出)も、1級の勉強と一緒にしようかな?と
考えたのですが、結論は、私は、どちらともする器用さもなければ、
時間もないということがわかりました。
大人の練習や勉強では、圧倒的に時間がありません。その為、時間を捻出する工夫をしなければならないです。少し早く起きての練習、仕事の通勤時間での勉強、お昼休みの時間での練習など、どのタイミングで何を練習して、覚えるのかをだいたい決めて、それを毎日続けるようにしていました。
やはり、実技は毎日少しでも書かないと(理論もそうですが)、感覚を忘れてしまいます。1日休むと、せっかく覚えたその感覚を忘れてしまいます。練習し始めの時期は、毎日練習できない時もありました。そうすると、やはり、以前書けていたところが書けなくなっていたという経験があったことから、それ以降は、10分でも練習をしようと決めました。
毎日練習を継続できた理由は、もちろん1級に合格したいからですが、それだけでは無理だったと思います。
どうして合格したいのか?という部分が重要です。私は、「1級に合格して、生徒さんの役に立つことができるようになりたい、わかりやすいレッスンを実施したい」という理由がありました。「ただ1級に合格したい」というだけですと、理由が弱いのです。他のどうしても合格したい強い理由がある人には、練習を継続できるかどうかや、総練習量でも負けてしまいます。強い動機(どうしても合格したい)があると、自ずと練習時間も増えますし、継続もできるはずです。
特に準1級や1級になると、教室を開きたいという方や、すでに生徒さんに教えている方も多いので、こちらの級を受験する方は、そのような方達がライバルと思っていただけるとよりイメージしやすいと思います。
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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