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苦手を自覚

嫌なことは忘れたいのが当たり前です。字が上手になりたいけれど、自分が書くことができないところ、苦手なところ、どうしてもきれいに書けない線など、自分の意識から追い出してしまいたいと思うことが私はありました。以前ほどではありませんが、今も時々あります。

 

練習していても、そこを練習しているのに、意識は上の空で、手だけが動いている状態です。なんのことはない、本当は、「書けない」という事実が嫌になり、なんとなく練習している形を保っているだけという時もありました。今もあるそんな時は、「もう集中力がなくなった、もうこれ以上書きたくない」というサインだと思い、潔く練習は一旦終わることにしています。ただし、少しはねばって、上手くいくときもあるので、その人その人によって、練習をやめるタイミングは違うと思います。

 

長々と書いてしまいました。何をお伝えしたいかというと、「自分はとても練習してがんばって提出したのに、それを指摘されるのがつらい」「全く自分の字を直したいと思わない」と思う時は、誰でもあると思います。そんな時は、無理に練習をしても字は変化しないでしょう。無理に自分の字を直すことはないということです。少し心に余裕があって、「自分の字をもっときれいに変えたい」と思う時こそ、字を変化させるチャンスです。心に余裕があると、「自分の苦手」をはっきりと自覚することもできるからです。

 

でもそんなことを言っている時間的に余裕がない場合(硬筆書写検定試験受験)は、この時間のここの場所では必ず練習をする、ということを決めてしまうと上手くいきやすいです。心に余裕があってもなくても、「この苦手なところを練習する」ということを当たり前にしてしまうということです。私は、硬筆書写検定試験の練習や勉強をしていた当時は、家にいると他のことをしてしまうので、カフェなどの外で練習するようにしていました。(夜は、家でも練習していました。)お金はかかりますが必要経費と割り切っていました。

 

9月に入って少しは過ごしやすく?なったのでしょうか。季節も後押ししてくれるので、コツコツ練習していきたいですね。

 

以上、楽しいペン字ライフを!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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