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競書を楽しむ

競書は、練習のペースメーカーになってくれるものであり、何よりも硬筆や毛筆の勉強に「楽しみ」をもたらしてくれるものだと思います。

今回は、私がずっと勉強してきた競書誌になりますが、競書の特徴についてお伝えいたします。(他の競書とも共通点は多いかと思います。)

 

基本的には、10級から始めることをおすすめします。ただし、硬筆書写検定1級に合格した方などは、編入試験もありますので、途中の級や段からスタートすることもできます。

種類は、規定の課題、ハガキ、筆ペン、つけペン、写経などがあります。始めのうちは、規定課題を練習することをおすすめします。そして、慣れてきたら、他の種類も並行して練習していくと良いでしょう。

 

私が思う競書の良い点は、月に1回提出することにより、練習のペースメーカになるということも、もちろんありますが、競書を提出してから、自分の清書が審査されるまでの待つ時間の楽しさです。まれにとても練習したけれど、昇級、昇段しなかったということもありますが、ほぼ自分の練習量と成績は比例しているように感じます。さらに、成績優秀者は、競書誌に成績優秀者として写真版に掲載されます。

 

大人になると、自分のことで何かを楽しみにする、ということがほどんどなくなるような気がします。でも、競書の勉強をすることにより、自分の今月の成績はどうかな?という楽しみが生まれます。ささやかな楽しみではありますが、硬筆・毛筆を継続していく原動力になります。

 

以上、楽しいペン字ライフを!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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