1級合格まで必要な期間は、今までの生徒さんを拝見していると、1年です。私も、練習と勉強を始めてから、1年かかりました。途中6ヶ月で受験しましたがそれは不合格でした。初挑戦で合格された生徒さんも、1年かかりました。
稀に、当教室のレッスンを受けてから、4ヶ月くらいで合格している方達もいらっしゃいますが、それまで、3回から4回の不合格の経験がある方です。そう考えると、その方達も、練習、勉強を始めてから1年以上かかっています。
「もっと短期間で合格できませんか?」という方がもし、いらっしゃたら、最低限6ヶ月の期間は必要です、と答えます。ただし、この場合、6ヶ月で自分の癖を把握して直す、そして、字の法則を理解して、他の字に応用できる力をつけることができたらという条件付きです。もちろん、草書も第2問で書けるくらいに覚えていないとならないです。
練習量でお伝えすると、最低でも1日3,4時間の練習時間が必要です。
これで、合格できる可能性は高くなりますが、6ヶ月間でもギリギリです。
もし、6ヶ月で合格できた、という方がいらっしゃたら、それまでの積み重ねが充分だったからです。
1年での進み具合の例を書きます。(実技)
start〜2,3ヶ月ヶ月→お渡しするフォーマット(掲示文・自由作品)に沿って、書けるようにする、それぞれの問題で自分の苦手なところを把握する
意識して練習する(添削されたら、なんとなく真似するのではなく、全く同じように書く気持ちで)
草書リストもお渡しするので、それを6ヶ月を目処に書けるように暗記する(形をきれいに書けなくても良いので、字自体を暗記する)
4か月〜6か月→それぞれの問題をスムーズに書けるようにする(フォーマットを暗記する+それぞれの問題の特徴を理解する)
7ヶ月〜10ヶ月→自分の苦手なところを練習し、問題全体と一字一字の練習の総まとめをする(ひらがなや、漢字のへんなどの基本的なところ)
11ヶ月〜12ヶ月→全問の問題の総復習と、自分が間違いやすいところを再確認する
おおよその実技問題の目安を書きました。
連綿は、得意な方以外は、使わない方が無難です。(悪目立ちして、減点になります。)
連綿を使用しなくても、当教室の生徒さんは満点の評価でした。
準1級までは、それまでの積み重ねで合格できた方でも、1級はそう簡単にはいきません。
もちろん、合格率が10%未満ということもありますが、本当は、基本的なことができていれば合格できます。
基本的なこととは、正しくきれいなひらがな、漢字の法則の理解、横や縦の中心が通っているなどです。
文章にすると簡単なようですが、これらの基本的なことを習得するには、時間がかかります。
また、1級合格は、もちろん価値のあるものですが、結果だけにとらわれず、淡々と練習していくことが大切です。
自分の技量を上げるための訓練の一つだと私は思います。
以上、楽しいペン字ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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